國立故宮博物院 National Palace Museum (New window) 主な図像_茮原翰墨-江兆申夫人章桂娜女士捐贈書畫篆刻展
主な図像_茮原翰墨-江兆申夫人章桂娜女士捐贈書畫篆刻展
主な図像_茮原翰墨-江兆申夫人章桂娜女士捐贈書畫篆刻展

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::: タイトル:展示作品概説
民国85年(1996)5月12日、国立故宮博物院前副院長江兆申氏(1925年生まれ)が瀋陽の魯迅美術学院での講演中に急逝なさってから、すでに14年もの月日が過ぎました。江氏は中国内外の美術史家として名を馳せていたばかりでなく、書法や絵画、篆刻等の分野でも傑出した成果をあげられました。民国80年(1991)9月に故宮を退職なさってからは、南投県埔里に位置する「掲渉園」にお住まいになって創作活動に励まれ、台北市立美術館、北京中国美術館、安徽省黄山市博物館で前後して大規模な書画展覧会を開催なさいました。また、江氏逝去後には、門下生が遺作を集め、江氏を記念する展覧会が開催され、極めて高い評価を得ました。 江兆申氏
民国98年(2009)6月5日、江夫人である章桂娜女史が110点の作品─絵画50点、書法10点、篆刻印50点を故宮博物院にご寄贈くださいました。その意義深い、並々ならぬご厚意に深く感謝の意を表すとともに江氏の功績を記念するため、本院では民国99年(2010)4月から6月にかけて、「茮原翰墨─江兆申夫人章桂娜女史寄贈書画篆刻展」を開催いたします。

この度ご寄贈いただいた書画作品は、江氏の作風が成熟した時期の作品がそのほとんどを占めており、民国82年(1993)の作品9点、民国83年(1994)の作品28点、民国84年(1995)の作品21点、民国79年(1990)と民国85年(1996)の作品各1点を本院210、及び212書画陳列室で展示いたします。210室では絵画と篆刻、印拓作品、212室では書法作品がご覧になれます。絵画の展示では、作品の全てが晩年の作であることから、一般的な年代による陳列ではなく、「筆墨」、「構図」、「四時佳興」、「江山如画」、「思古幽情」という五つの項目に分けて展示し、江氏晩年の作風の特徴を際立たせています。書法作品は「今古連線」をテーマに書の古典への研鑽から新しい創作まで、江氏が書を学んだ過程と作風の変遷を表しています。篆刻の展示では、「方寸之間」と題して印石や印面の朱拓、辺款(側款)の墨拓等を展示し、篆刻家の素材選びから、印面と側款に見られる文才、全体の構成や文字の配置、篆刻技術の巧みさを示しています。

展示作品数が多いため、5月中旬に展示作品の一部を交換いたします。それに合わせて学術講演会も開催し、江氏を偲びつつその功績をご紹介します。実物の展示のほか、210マルチメディアスペースでは、江氏が生涯を通して崇敬した文人の境地をシミュレートするとともに、ドキュメンタリー映像も放映しており、江兆申氏の人物と芸術を具体的かつ詳細に再現しています。

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