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記念館

 1階の會客廳(応接間)は優雅な造りで、壁には1982年に受賞した中正勲章、東西画壇の巨匠-溥心畬、ピカソと共に撮影した写真が掛けられています。大畫室(大画室)は応接間に隣接しており、作画する先生の蝋人形はまるで本物のように生き生きとしています。四面の壁には敦煌石窟前での記念写真、ご家族や先輩との写真、お母さまや師匠の書画などが飾られています。大画室の後方には、張夫人が女性の客人をもてなした小會客室(応接室)があり、先生の収蔵した奇石が置かれています。先生はまた美食家としても知られており、食堂には客人に出す料理を書いた「賓筵食帖」が掛けられており、生活情緒に溢れています。

 2階の裱畫室(表装室)は先生の表装へのこだわりから作られた部屋で、職人をこの部屋に招いて作品の表装を行わせていました。また、シンプルな構えの小畫室(小画室)は、先生が気の趣くままに小作品を創作した場所です。壁に掛けられた時計は午前8時15分、即ち先生が他界した時間で止まっています。

  • 大畫室(大画室) 大畫室(大画室)
  • 會客廳(応接間) 會客廳(応接間)
  • 小會客室(応接室) 小會客室(応接室)
  • 食堂 食堂
  • 賓筵食帖 賓筵食帖
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