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後銅器時代-秦~漢の銅器

 秦、漢の時期、青銅器の主な用途は礼器から普段使う器物へと変化し、庶民の生活の中に徐々に浸透していきました。

 過去の数多くの伝統礼器の類型、或いは簋、簠、敦、豆などの器は基本的に消失し、鼎や壷の様な器は実用的な形に変化しました。当時流行した器は、ほとんどが新しい器物類で、博山爐、筒形樽、銗鏤や各タイプの照明器具が作られ、香炉や酒の貯蔵、スープ入れなど、個人の好みに合わせて使われました。

 文様は或いはシンプル、或いは奇抜な新しいタイプのものが現れ、時には神仙に対するロマンティックな想像溢れる文様もありました。漢時代の金文銘刻の内容は工官の記録のほかに、多くの吉祥祝賀など、縁起の良い言葉が現れました。

 帝国の統治の下に、すでに斬新にして大波の統一時代が到来していました。こうした後の銅器時代の変転は、一夜にして完成したものではなく、むしろ後世の朝代に影響を与えました。

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  • 漢 尚方博局文鏡

    • 故銅506
    • 直径16.6cm
  • 新莽 嘉量

    • 故銅2384
    • 通高25.6cm 口径34cm
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